こんにちは。ゼミナールマーケティング入門、今日は第二章です。
ゼミナール マーケティング入門 第2版
Contents
1.ペットボトルの登場でさまざまな製品の便益がどのように変化したか検討しなさい。
便益とは、顧客にとって便利などの付加価値を与えるということになります。
今回は、壊れやすい瓶から丈夫なペットボトルで、持ち運びもしやすくなった点が、便益であると言えます。醤油なんかも、そうでしょうね。
またペットボトルの登場によりチョイ飲みができるようになり、蓋を使えば保存もきくようになりました。
2.具体的な製品・サービスを取り上げ、パッケージやメンテナンスなどの付加価値的な構成要素が異なるいくつかのケースを検討し、それぞれに適したマーケティングミックスの組み立てを考えなさい。
例えばアパホテルとリッツカールトンだとどうだろうか。
アパホテルは、PRODUCT:ビジネスホテル、PRICE:低価格〜中価格、
PLACE:全国津々浦々、PROMOTION;ド派手な社長とCM
リッツカールトンは、PRODUCT:高級ホテル、PRICE:高価格、
PLACE:日本に東京、大阪、京都の3つのみ。今度福岡もできるけど。
PROMOTION:口コミ、ブランド力
ホテル業界という共通の2社においても、マーケティングミックスが異なることが確認できます。
3.製品・サービスの開発担当者が、製品・サービスを、アソートメントとして見ることの利点を検証せよ
自社の製品やサービスについてアソートメントとしてみる。アソートメントとは、
横・縦のつながりを見るということである。
個々の製品の魅力のみならず、製品同士の繋がりやデザインを俯瞰でき、個別の製品・サービスを開発するだけでは解決できない問題への対応ができる。
カニバリズムも回避できるでしょう。
4.薄利多売が成立するための条件について検討しなさい。
製品やサービスの業界の守備範囲が広く、需要も多くある。
新製品のインパクトがあり、勝ち逃げが期待できる。
他企業との差別化が難しい時。
製品の価格弾力性が高いなどの時に薄利多売が成立する。
5.競合企業が値引き競争を仕掛けてきた場合のマーケティングの担当者の対応を検討しなさい。
価格に依拠した価格の設定は長期的に競争優位を保つことになる。
基本的には、値引き競争が起こっても、それに対応することなく、
自社の製品・サービスの価値を高めていくことが良いのではと思う。
ただし、牛丼業界のように、値引き値引きで追従しまくらないと
ならないこともあるので、値引きのタイミングは注意が必要であろう。
以上。
1週間に1章ずつ、頑張っていきます!