ゼミナールマーケティング入門第9章【取引関係の理解】

本日は9章!

ゼミナール マーケティング入門 第2版

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1.具体的な製品・サービスを一つ取り上げ、どのような垂直的連鎖構造(バリュー・チェーン)と水平的連鎖構造(バリュー・ネットワーク)とを通じて、最終的な顧客に便益が提供されているかを検討しなさい。

自動車、道路、交通標識が整備されないと、車が売れない。
元の製品・サービスと独立して提供されているにもかかわらず、相乗的な効果が生まれているものを水平的連鎖という。

鉄道と沿線開発。(住宅、デパート、宝塚歌劇)
鉄道自動車にとってのバリューネットワークは、不動産やデパートをつくってくれて、お客様の価値を高めるということ。

2.マーケティング目標が、短期の収益性におかれている場合と、長期の収益性におかれている場合とでは、統合と取引の選択に対する判断はどのように異なることになるのかを考えなさい。

短期の場合、機会主義的な行動を取りやすい。

(どうせ契約満了だーいということでなのでやりたい放題?)
長期的に利益を出すということは、長い目で見て競争力をどう発揮できるか。自社独自のオリジナリティある差別化。経営資源の蓄積も大事になってくる。

比較しながら合理的な意思決定をすることが必要であると思う。

3.近年の情報システム技術の発展は、統合と取引の選択問題にどのような影響を及ぼして来たかを検討しなさい。

近年の情報システム技術の発展は、取引コストの減少を実現し、企業が取引に向かいやすいように

なってきたと言える。

結果として取引に有利な意思決定を行うのに影響を及ぼしてきた。

4.中間組織を通じて取引を行っている具体的な企業の例を取り上げ、この取引を企業内に統合したり、市場取引に切り替えたりすると、どのような問題が生じることになるかを検討しなさい。

独立した企業間の取引であるが、市場取引とは異なり、共通の利害をもつ特定の取引相手との安定した関係の継続を前提とする組織を、中間組織と言う。

NTTグループなんかはまさにそうではないだろうか。

ファイナンスやロジスティクス、トラベルなどのグループ会社を擁し、例えば

ドコモの社員が出張するときは楽天トラベルではなくてNTTトラベルを使用しなければならない。

要はズブズブの関係なのである。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!

ゼミナール マーケティング入門 第2版

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