京都マイラーです。
先日、アメリカはサンフランシスコに出張してきました。
私にとっては５年ぶりのサンフランシスコ・・・
割と「入国審査の待ち時間がかなり長い」と悪評のあるサンフランシスコ国際空港を使用することになります。
関西国際空港から「ユナイテッド航空 UA 34」を利用しました。ビジネスクラスです。
本記事では、自動化端末「KIOSK」の使い方と入国審査の体験談をまとめています。
Contents
ESTAの申請は必須
入国前には（厳密には日本を出国する前）、ESTAの申請が必須です。
私は４月にハワイに行って、ESTAでアメリカに入国していましたので
「Return ESTA」ということで、同じESTAで2回目以降の入国ということになりますので、
事前の情報で入国審査は「5分〜10分」で済むと思っていました。
しかし現実は・・・。
APC KIOSK (Automated Passport Control Kiosk, 自動入国審査端末)が使える
まず、サンフランシスコ国際航空では、APC KIOSKという自動端末が導入されています。
入国審査官が入っているブースにたどり着く前に、KIOSKの端末があります。
こういう形です。
アメリカ市民、グリーンカードの保持者、カナダ市民、またESTAプログラム、
B1/B2あるいはDビザの保有者は、APC kioskが利用できます。
もちろん、サンフランシスコ国際空港以外の主要空港でも利用できます。
Kioskが利用できる空港のリストがあるので、事前に確認してみてください。
KIOSKへの並び方
着陸すると、入国審査・税関エリアに到着することになります。
サインに従って進むと、「APC KIOSKs」と書かれたエリアがありますので、係員の指示に従って進んでください。
サンフランシスコ国際空港には２０個ほどのkioskがありますので、キオスク自体がそうそう混むことはないでしょう。
KIOSKは日本語対応しています、ご安心を
KIOSKの画面の前に立つと、英語や日本語をはじめ多言語の設定を選択できます。
英語に不安がある人は、日本語を選択すると良いでしょう。
あとは、画面の指示に従って、自身のパスポートをスキャンしたり、
指紋を読み込ませたり、カメラに向かって自身の顔写真を撮らせたり、
ひたすら端末の指示に従ってください。
税関の紙と同じ最後の質問項目は適当に答えてしまわないように注意して下さい。
最後に出てくる紙が重要
最後にペラ紙が１枚出てくるのですがそこに「X」と書かれていると、 KIOSKのあと
さらに通常の入国審査プロセスの列に並ばされてしまいます。「X」無しの場合は
その紙を担当官に渡すだけで一瞬で終わるプロセスになるようです。
かくいう私も、実はXがついてしまいました。
Xがついていない同行者は、KIOSK利用後5分で、手荷物をとってゲートの外に出れていました。（なので、同行者は１時間30分ほど私を待つことに・・・。）
KIOSKから出る紙に「X」。タイミングによっては最悪
さて、上述の通りKIOSKからでる紙に「X」と書かれているかがポイントです。
（KIOSKからでる紙に「X」が書かれているあなたも同じ思いでいることでしょう。）
残念ですが、通常の入国審査のラインに並ぶことになります・・・
団体客がいると、この列がえらいことになりますので、覚悟が必要です。
筆者の場合は、日本からの修学旅行と思われる団体と同じ列に並ばされ、
１時間30分ほど並ぶことになりました。
ただし、サンフランシスコ国際空港は無料WIFIが使用できますので、
その間、インターネットは使えますので、SIMカードを現地で買おうと思っている人は、安心して下さい。
ただ、入国審査の様子をカメラで撮影することなどはやめましょう。捕まります。
私の場合、同じESTAで2回目のアメリカ入国で「X」が回避できるはずだったのですが、
謎です。何か回答でもミスったかな・・・。
入国審査で聞かれること
長い列を経てようやく自分の番に・・・。
何を聞かれるのか？大したことは聞かれません、以下のフレーズを意識していれば
どれかには当たるのではないかと思います。
「How long~（どれくらい）」や「Why〜（なぜ）」に反応できるようにしておきましょう。
・滞在は何が目的なのか？（Why/ What is the purpose of your Visit ?）
・何日間滞在するのか？（How long are you are here in US ?）
・どこに滞在するのか？（Where will you stay in US ?）
・いつが最後のアメリカ滞在なのか？（When was the last time you entered US ?）
手荷物はどうなっている？
あまりに長い時間並んでいたので、手荷物受け取りが心配でした。
すでに自分のフライトの後のフライトの荷物の受け取りも終了しているような段階ですが、
そこは慌てず「where is my laggage?my flight is UA…」と尋ねます。
もちろん、私以外にも同様の難民（苦笑）がいるので、元々出てきたゲートのそばに
固めて荷物は置いてあります。基本的に無くなることはないので、どんなに時間がかかっても、安心してください。大丈夫です。
もしその場になくても、落ち着いて係員に聞いてみてください。
万が一なければ、航空会社の係員にロストバゲッジの申告をすることになりますが、ほとんどの場合大丈夫でしょう。（長時間入国審査に並んで手荷物を受け取れない場合とロストバゲッジは別問題です）
以上！サンフランシスコ国際航空の入国審査はKIOSKの結果によってはとんでもない長い時間覚悟しなければならないという体験でした！