京都マイラーです。
今日は、私が使用しているクレジットカード「三井住友VISAカード」で、何と不正利用・不正請求をされた時の話をしたいと思います。
私自身、陸マイラーとして、各種ポイントサイトでクレジットカード発行案件を定期的に行っていることもあり、常にクレジットカードは複数枚所有しています。
そのため、基本的に毎日ないし2日1回は、全てのクレジットカードに不正利用、不正請求がないかをチェックしている癖をつけています。(やり過ぎといえば、やり過ぎですが。。。笑)
そんな生活をして何年も経ちますが、実際に不正利用、不正請求の被害にあったのは初めてです。
今回は私以外にも、三井住友VISAカードを利用されていて不正利用の被害にあった方々の不安を払拭する意味でも記録に残したいと思い、記事にさせていただきます。
Contents
不正利用検知のSMS!発信元は「0032069000」
ある夏の日、自分のスマホを触っていると、突然「0032069000」から
「【三井住友カード】カードのご利用確認にご協力をお願いいたします」という
SMSが送信されてきました。
一瞬新手の詐欺か!?(結構カード会社を語ったフィッシング詐欺も多いですからね。。。)
と思いgoogleで検索したところ、どうやら「0032069000」の番号は大丈夫そうです。
実際に、クリックすることにしました。
どうやら、クレジットカード会社による「不正利用検知システム」にひっかかかったようです。
三井住友VISAカードの不正利用検知システムとは?
カード不正使用に対する取組みについて、公式ホームページより引用します。
「クレジットカードが使えない・・・」とお困りになった経験がある方が多いのではないでしょうか。カードの破損、読み取りの失敗、ご利用限度額の超過が原因としてまず思い浮かぶという声を多く聞きます。
三井住友カードでは、上記のようなケース以外にもお客さまがカード犯罪に巻き込まれるのを防ぐためにカードのご利用を一時的に保留させていただくことがございます。安心したカードライフをすごしていただくため、以下の内容について改めてご確認・ご認識いただきますようお願いいたします。
カード不正使用検知システムの内容とは?
弊社では業界最高水準の不正使用検知システムを導入し、24時間365日お客さまのカードのモニタリング(不審カード利用チェック)を行っております。
このシステムにより不正利用の可能性のある事態を事前・早期に発見できる体制を整えておりますのでご安心ください。
このシステムにより、お取引を保留させていただく場合がございます。
弊社では第三者によるカード犯罪を未然に防止し、会員の皆さまに安心してカードをご利用いただくために、カードご利用の際に、お客さまの信用状況、ご利用可能額に関係なく、カードのお取引を保留させていただく場合がございます。
下記のような「カードのご利用確認」画面が表示されます。
この画面を開いた時点では「え?なになに?不正利用って何があったの?」とかなり不安な気持ちに。何せ、長いクレジットカード人生で、不正利用にあったことは一度もありませんでしたから・・・・
お客様のカードにつきましては、不正利用検知システムにより、一時的にご利用を制限させていただきました。誠に申し訳ございません。
三井住友カードでは、第三者によるカード犯罪を未然に防止し、
会員の皆様に安心してカードをご利用いただくために、モニタリング(不審カード利用チェック)を行っております。
つきましては、以下のご利用内容について、お客様のご利用であれば「はい」を、
ご利用覚えがなければ「いいえ」をタップしてください。
その後、実際に請求があった情報とともに、以下のようなアナウンス画面が出て、ご本人様の利用ですか?と聞かれます。
私の場合、全く心当たりがない請求(しかも請求金額は米国1,000ドル)でしたので、
「いいえ」を選択。その後、すぐに三井住友カードのデスクに電話することにしました。
この記事をご覧になられている方の中にも、「すぐに電話して確認したい!」という方も
いらっしゃると思いますので、問い合わせ先を記載しておきます。
ただ、こういった不正利用検知システムからSMSや電話が来た時点であなたのカードの利用制限はONになっていますので、ご安心ください。逆にいうと、制限がONになっているが故に、
後述する利用確認の回答で適切な選択をしないと、当該のカードを継続して使用することができなくなってしまいます。
不正利用問い合わせ先
- ご利用案内デスク
- 0570-001-054
- カードをご用意のうえ、ご本人からご連絡ください。
- この電話は東京・大阪に着信し、通話料はお客さま負担となります。
受付時間/9:00~18:00(12/30~1/3休)
- 上記お時間外の場合は翌営業時間内にお問い合わせくださいますようお願いいたします。
- 海外からお電話される場合、もしくは国内の電話機にてつながらない場合は下記の電話番号をご利用ください。
- 東京:03-6627-4831
- 大阪:06-7636-0127
「はい」と「いいえ」の選択の違いは?
私は見覚えのない請求であり、まさに不正利用の被害にあったことが明らかなので利用確認の画面では、「いいえ」」を選びました。
それでは「はい」を選ぶとどうなるのか?答えは、「利用制限は解除される」です。
継続して、クレジットカードを使用することができます。
対して私のように「いいえ」を選ぶと、利用制限が継続します。
この時点で、もう当該のクレジットカードを継続して使用することはできませんので、
電話で速やかに状況の確認と、クレジットカードの再発行をお願いすることになります。
「はい」か「いいえ」を選んだ後は、「カードのご利用確認にご協力いただき、ありがとうございます」とのアナウンスが出ます。
もし、「はい」を選んだ場合は、「今から10分程度でカードのご利用制限を解除いたします。」と表示が出るようです。
お手数ですが、ネットショッピングなどの場合は、以前の取引はキャンセル(決済が下りないので)されてしまっているので、再度購入手続きを行う必要があります。
実施に電話してみた
不正利用検知システムにより「システムで送信された請求については自身に見覚えがない」という回答を行なった後は、すぐに窓口に電話です。幸いなことに、すぐにつながりました。
担当者「どうなさいましたか?」
私「貴社の不正利用検知システムでご連絡いただいた請求の内容について、お伺いしたいのです。
すでにシステム上で回答はしましたが、私が実際に手持ちのクレジットカード・三井住友VISAカードで不正利用にあったか、確認したく」
担当者「不正利用の件ですね、すぐに確認します。」
(しばらく保留)
担当者「お客様、6月y日にアメリカ合衆国のネットスーパーで1,000ドルのクレジットカードのご利用があるようです。この請求にお間違い無いでしょうか?」
私「そうです。その日は日本におり、私には見覚えがなく、不正利用であると確信しています。」
担当者「承知しました。すでに請求の方は弊社で止めさせていただいていますので、
お客様の明細に上がってくることはありませんのでご安心ください。」
ここまでで、特段のやり取りを行うことなく、不正利用検知システムの通り、
三井住友カード側で不正利用に対しては粛々と対応してくれているようで、安心感がありました。
一体どこで?!疑問に思う不正利用
不正利用については私自身に実害(実際にその金額が引き落とされるようなことはない)がないと分かったものの、
気になるのは「一体なぜ不正利用の被害にあったのか」という点です。
私自身、定期的に陸マイラー活動や出張などで日本国内はもちろん、海外に旅することも多いんですが、スキミングなどの被害にあってしまったのでしょうか。
そこで、折角なので窓口のお姉さんに質問することにします。
私「一般的な話で結構なのですが、不正利用はどういったことが原因になるのでしょうか?いわゆるスキミングが主流なのでしょうか?」
担当者「スキミングも仰る通りあり得る話でございます。ただ最近は、クレジットカード番号、クレジットカード有効期限をランダムに組み合わせるといった手法もあるようでございます。そのため、名前などを必要としないサイト等では、決済が進んでしまうという事例もあるようでございます。」
私「そうすると、スキミングでないとして私は後者の可能性も高いのでしょうか?」
担当者「それはわかりかねます。通常、名前は必要なくても、セキュリティコードも必要とされることもありますが、
今回、お調べしましたところお客様にはそういった(セキュリティコードも突破された)形跡はありませんでした。」
私「なるほど。究極は原因はわからないということですね。」
担当者「仰る通りでございます。」
なるほど〜、スキミングに加えて、ランダムにカード番号と有効期限を組み合わせるという技も横行してるということで、最悪不正利用は防ぎきれないのではないかと感じた次第です。
クレジットカードの不正利用を防止するには?
私自身が今回、実際に不正利用の被害にあって結論としては
「防ぎようがない」(爆)です。
個人でできる対策としては、三井住友VISAカードのように、しっかりと不正利用検知システムのあるクレジットカードを選ぶか、
日常的に、クレジットカードの明細をインターネットでチェックするということが
重要であると思います。
私自身、これまで当たり前のように続けてきたこの習慣を、継続して、不正利用の被害に遭わないように注意したいと思います。
不正利用の被害に遭うと、使用しているクレジットカードの限度額によっては、
数十万〜週百万円の被害に遭ってしまうかもしれません。気をつけていきたいものです。