文化功労者に菊乃井・主人 村田吉弘さんが選出!京都の誇りです。

京都から嬉しいニュースが飛び込んできました。

今年の文化功労賞に京都の有名料亭、菊乃井・主人 村田吉弘さんが受賞されることになりました!

村田さんといえば、今様々なメディアに取り上げられる一流の日本料理人です。

京都のみならず、赤坂にも菊乃井の店舗を経営するなど、その経営手腕も高く評価されています。

今回の受賞は、なんと受賞者の中でも最年少の66歳ということで、メンバーは他には歌舞伎の片岡仁左衛門さんや

キッコーマンの名誉会長の茂木友三郎さんなど早々たるメンバーが文化功労賞を受賞されています。

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年間350万円が永年支給!

なお、文化功労賞を受賞すると文化功労者年金法により、何と年間350万円が

死ぬまで永年支給されることになります。しかも非課税。

名誉と共に、国から手厚い補助があるということですね。

村田さんの場合は、日本料理アカデミーというNPO法人の理事長として、

2013年12月、「和食;日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録された時も

大変ご尽力され、2012年「現代の名工」「京都府産業功労者」、

2013年「京都府文化功労賞」、2014年「地域文化功労者(芸術文化)」、

2017年「文化庁長官表彰」受賞。2018年「黄綬褒章」を受章されるなど

店舗経営のみならず、華々しい受章歴をお持ちです。

今後のさらなる活躍も、期待するところです。

文化庁が2021年度中に移転するということで、京都としても

力が入っていますね。

京都の食文化継承にも、良い風が吹いていますね。

今後も京都の盛り上がりに期待しています。

村田さん、おめでとうございます!

文化勲章一覧

【文化勲章】
一柳 慧氏(いちやなぎ・とし)作曲家。米国で実験音楽の中心人物ジョン・ケージの教えを受け、実験的な作曲技法を日本に紹介した。社会的なテーマを扱った歌劇で優れた作品も創作。99年紫綬褒章、05年旭日小綬章。兵庫県出身。85歳。
今井 政之氏(いまい・まさゆき)陶芸家。技術的に難しいとされる象眼技法による作品を制作。独自の手法と表現で革新的な作品を発表し、陶芸の新しい可能性を切り開いた。09年旭日中綬章。広島県出身。87歳。
金子 宏氏(かねこ・ひろし)東京大名誉教授。課税要件の理論的解明という課題に初めて取り組み、租税法学の基礎を築くなど、法学研究で画期的業績を挙げた。99年紫綬褒章。05年瑞宝重光章。長野県出身。87歳。
長尾 真氏(ながお・まこと)京都大名誉教授。画像および言語を用いた知的な情報処理の研究で独創的な成果を挙げ、世界各地の電子図書館化の研究開発にも大きな影響を与えた。97年紫綬褒章、05年日本国際賞。京都府出身。82歳。
山崎 正和氏(やまざき・まさかず)劇作家・評論家。「オイディプス昇天」など、知的な文学の一ジャンルとして戯曲を究めた。緻密で大胆な論理で組み上げられた論評も高く評価される。99年紫綬褒章。京都府出身。84歳。
 【文化功労者】
阿刀田 高氏(あとうだ・たかし)小説家。人間の心の奥底を照射する独創的な作風で文学界に新風を吹き込む。「ナポレオン狂」で79年直木賞。09年旭日中綬章。東京都出身。83歳。
池辺 晋一郎氏(いけべ・しんいちろう)東京音大名誉教授。日本を代表する作曲家の一人で、クラシック音楽の振興にも尽力した。04年紫綬褒章。茨城県出身。75歳。
井茂 圭洞氏(いしげ・けいどう、本名井茂雅吉=いしげ・まさきち)書家。斬新な「散らし書き」が現代造形感覚を兼ね備えた仮名書として評価される。03年日本芸術院賞。兵庫県出身。82歳。
伊東 豊雄氏(いとう・とよお)建築家。「建築を軽く」という方法論で注目を集め、日本現代建築を海外に認知させた。13年プリツカー賞。長野県出身。77歳。
宇井 理生氏(うい・みちお)東京大名誉教授。細胞の情報転換因子としてのGタンパク質の普遍的役割を明らかにした。08年瑞宝中綬章。東京都出身。85歳。
上田 閑照氏(うえだ・しずてる)京都大名誉教授。ドイツ神秘思想と京都学派の思想に関する哲学研究や、禅仏教をめぐる宗教哲学研究で顕著な業績を挙げた。東京都出身。92歳。
江頭 憲治郎氏(えがしら・けんじろう)東京大名誉教授。商法学の研究および国内外の法律実務・立法などに貢献した。09年紫綬褒章。兵庫県出身。71歳。
大槻 文蔵氏(おおつき・ぶんぞう)能楽師。廃絶作品の復曲や新作に取り組み、若年層向け公演も行った。02年紫綬褒章、13年旭日小綬章。大阪府出身。76歳。
笠谷 幸生氏(かさや・ゆきお)札幌冬季五輪金メダリスト。「日の丸飛行隊」と呼ばれたスキージャンプチームの一員で、コーチとしても活動。04年紫綬褒章。北海道出身。75歳。
片岡 仁左衛門氏(かたおか・にざえもん、本名片岡孝夫=かたおか・たかお)歌舞伎俳優。「菅原伝授手習鑑」など数多くの優れた舞台に出演し、上方の若手育成にも尽力した。06年紫綬褒章。大阪府出身。74歳。
北川 フラム氏(きたがわ・ふらむ)アートディレクター。過疎の村に国内外の優れた作家を招き、現代美術の作品を展示する企画を成功させた。16年紫綬褒章。新潟県出身。72歳。
塩川 徹也氏(しおかわ・てつや)東京大名誉教授。フランスの天才的数学者、思想家パスカルの研究で独自の理解を展開し、日仏で高く評価された。福岡県出身。73歳。
新海 征治氏(しんかい・せいじ)九州大名誉教授。世界中で活発に研究が行われている「分子機械」の原点となる顕著な業績を挙げた。17年瑞宝中綬章。福岡県出身。74歳。
高樹 のぶ子氏(たかぎ・のぶこ、本名鶴田信子=つるた・のぶこ)小説家。登場人物の隠れ動く感情の起伏を精巧に描いた多くの小説を執筆。「光抱く友よ」で84年芥川賞。17年旭日小綬章。山口県出身。72歳。
都倉 俊一氏(とくら・しゅんいち)作曲家。「どうにもとまらない」「ペッパー警部」などのヒット曲で大衆音楽をけん引。著作権保護期間の延長などにも貢献した。東京都出身。70歳。
福原 義春氏(ふくはら・よしはる)資生堂名誉会長。財界屈指の文化人として、企業の芸術文化支援(メセナ)活動をリードした。04年旭日重光章。東京都出身。87歳。
村田 吉弘氏(むらた・よしひろ)全日本・食学会理事長。味や調理法の根拠を解説した書籍の刊行などを通じ、国内外で日本料理の正しい理解を広めた。18年黄綬褒章。京都府出身。66歳。
茂木 友三郎氏(もぎ・ゆうざぶろう)キッコーマン名誉会長。しょうゆの普及を通じ、日本の食文化を海外に紹介。食育の機運醸成にも尽力した。99年藍綬褒章。千葉県出身。83歳。
森 和俊氏(もり・かずとし)京都大大学院教授。細胞生物学の分野で、小胞体ストレスに起因する疾患の予防・治療法開発への道を開いた。10年紫綬褒章。岡山県出身。60歳。
山本 尚氏(やまもと・ひさし)中部大教授。有機合成化学の分野で、特定の触媒が有機反応の制御に重大な役割を果たすことを世界で初めて実証。04年日本学士院賞。兵庫県出身。75歳。(2018/10/26-11:38)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018102600526&g=socより抜粋

最年少受賞の村田さんご自身プライベートでは2016年にはご令嬢も結婚なさるなど、順風満帆と言えます。

最後になりますが、

これからますます京都出身の文化功労者が出てくることを祈念しています。

今回の文化功労賞ですが、その名の通り、「文化の発展や向上に貢献した人物」に授与されるものです。

歴代の最年少はなんと36歳!ノーベル賞を受賞した物理学者・湯川秀樹さんだそうです。


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