インターンシップの目的とは?新卒採用につなげるための手法とは?

京都マイラーです。

本日は私の会社でも定期的に開催している、「インターンシップ」について考察してみたいと思います。

毎年新卒採用も行なっているのですが、毎年結構な数のインターンシップの大学生が来てくれます。

今日は、改めて「どうすればインターンシップを魅力的なプログラムにできるのか?」という点について考察してみたいと思います。

本記事では、インターンシップの歴史や最近の事例なども、紹介していきます。

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そもそもインターンシップとは?

インターンシップとは 、簡単にいうと、学生に就業機会を提供する制度です。

日本では、90年代後半から行政を中心に広まりました。
その後、2014年には文部科学省、厚生労働省、経済産業省が中心となり、以下の背景のもと、国もインターン シップの推進にさらに力をいれています。

以下、文部科学省HPより抜粋
「日本再興戦略」(平成25年6月14日閣議決定)においては、我が国の将来を担う若者全てがその能力を存分 に伸ばし、世界に勝てる若者を育てることの重要性に鑑み、インターンシップに参加する学生数についての
目標設定や、キャリア教育から就職まで一貫して支援する体制の強化、インターンシップ活用の推進等が提言されました。
これを受け、インターンシップの普及・推進を図る上での様々な課題や、キャリア教育・専門教育や大学改革推進に向けた意義に加え、近年の社会状況にも対応した推進の必要性、現在のインターンシップの実施状況や課題等を踏まえつつ、作成後15年が経過した「基本的な考え方」を改訂し、インターンシップに関する共通した基本的認識及び今後の推進方策の在り方を別紙のとおり、とりまとめることとしました。

※別紙詳細(文部科学省HPより)

インターンシップのメリットを様々な角度から分析してみる。

インターンシップを開催するメリットについて、考察してみます。

短期集中や1Day、半年や1年と言った様々な形のインターンシップが考えられるでしょう。

学生側のメリット

学生側にとって企業や学校のインターンシップに参加することは、どういうメリットがあるでしょうか。

・仕事内容が理解できる
・業界の理解につながる
・企業や職場の雰囲気がわかる
・単位が取得できる

などなどが考えられると思います。

私の会社も、学外の大学と学生にとって単位になるインターンシップを行なっています。

単位目的でインターンシップに来る子も多いです(笑)

インターンシップ送り出す側のメリット

インターンシップに学生を送り出す学校側のメリットはどうでしょうか?

・キャリア教育につながる
・企業や業界を理解し「ミスマッチ」をなくすことができる
・企業との接点が増える

などが考えられます

有名大学になればなるほど、大手企業とのインターンシップのコネクションを持っていたりします。

私がいる会社のような中小企業では、インターンシップの学生を誘致するのに多大な努力を要します・・・。

企業側のメリット

学生を受け入れる企業のメリットはどうでしょうか。

・自社に対する理解の促進・魅力を発信できる
・インターンシップは採用活動における早期母集団の形成とともに、広報・PRの機会につながる
・大学との関係強化につながる
・職場の活性化と若手社員の成長につながる

などが考えられると思います。

私の会社でも、現場の皆さんのおかげもありインターンシップの学生を受け入れていますが

「普段指導される側の若手にとって指導する側の経験ができるのは有難い」という言葉をいただいてます。

最近の魅力的なインターンシップの事例とは?

どう行った魅力的なインターンシッププログラムがあるのか、紹介します。

企業がインターンシップを実施する際に苦労や懸念点として多いのは
「プログラムの企画・設計」「社内協力者の巻き込み」です。
また、インターンシップで一番多い期間は「1日」、次に「3日以上1週間以内」で短期インターンが中心となっています。

私の会社も、基本的に1Dayか2〜3日のインターンシップを開催しています。
なお、インターン実施企業の約60%が母集団形成への効果を感じているという結果や、インターン実施企業の約65%が採用活動への手ごたえを感じているという結果も出ています。

近年の就職活動時期の変更により11月〜12月にインターンシップを行う企業が多いのですが、

今後経団連の採用指針の廃止に伴い、インターンシップの取り扱いがどうなるかが気になるところです。

魅力的なインターンシップを開催して、優秀な学生を確保!

現代の学生はさまざまな企業のインターンシップを経験しており「目の肥えた」学生が多くいることが予想されます。
当日のインターンシッププログラムはもちろんですが、

運営における対応やグループワークのフィードバックなどを丁寧に行い、

魅力ある企業として認知してもらえるようインターンシップに取り組んでいくことが重要です。

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